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0キロポストの面白さ

「KINU」さま、萩山駅レポートありがとうございました。この駅が移動していたことは初めて知りました。

 どこで見たのかどうしても思い出せないのですが、確か高松吉太郎さんの写真におそらく戦前の萩山駅の写真があり、そこにはホームと多摩湖鉄道の車両と思われる1両が写っていた記憶があります。その駅はおそらく今回ご指摘いただいた旧駅なのですね。しかも、この駅がひょっとすると「股裂き駅」かも知れないという情報にも注目しました。杉崎行恭さんに報告しておきます。 
20140116_01.jpg 20140116_02.jpg▲(左)投稿:KINUさん
 もうひとつ萩山駅に興味を持ったのは、ご指摘のようにホームの途中から分岐するという珍しい配線です。まさに模型的です。これに似たところがあるとすれば、東海道線三島駅名古屋方面ホームですね。写真のように伊豆箱根鉄道に乗り入れる「踊り子」のために、ホーム途中から分岐しています。しかも注目はホームを少し削っているところです。萩山にもこの「へこみ」があるのでしょうか。
 もうひとつ、「KINU」さんの写真に写っている右側のホームの点字ブロックが、分岐付近からずれていますね。これは何を意味しているのでしょうか。こちらも気になります。
「日光牛車鉄道」さんがしばしばアップされている「0キロポスト」にも注目しています。0キロポストを探したり、意識して撮影したりということはありませんが、目の前に現れれば、レンズを向けることはあります。
 それにしてもいろいろな表現というか形があるのですね。たいていはホームのある駅が起点になっていますから、停車場中心にあるべきなのでしょうが、その場所もいろいろのようです。歴史的な経緯もあるのでしょう。
20140116_03.jpg 20140116_04.jpg▲投稿:日光牛車鉄道さん
 とくに最近アップされた西武新宿線高田馬場拝島線小川の0キロポストは、確かに不思議です。ただし平成6年に撮影されたものなので、ひょっとすると修正されているかも知れませんね。高田馬場は会社から近いので時間を見つけて確認してきます。
 しかしそうなると高田馬場西武新宿間は、マイナスのキロ表示がされているのでしょうか。気になります。(「鉄道ピクトリアル」臨時増刊No716特集西武鉄道に、0キロポストに関する記事がありますが、目まいがしそうなので、別の機会にまた触れたいと思います)。
 最後にお願いがあります。0キロポストの写真を今後は「路線ページ」の方にアップしていただけないでしょうか。その路線の始点なので、路線ページの方が相応しいと考えています。「日光牛車鉄道」さま、よろしくお願いします。

編集部 田中比呂之(ひろし)

2014年01月16日  

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