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ご近所電車散歩 横浜線大口~新横浜

 月日の経過に気持ちが追いついていけなくなっています。気がつくと1月も中旬ですね。月日は容赦なく過ぎていきます。

 18日の土曜日は家でぐずぐずしているうちに午後になってしまいました。容赦なく過ぎていく時間に対抗する術があるわけではありませんが、気になっているたくさんのことの中から、横浜線大口新横浜に行くことにしました。
 気になっていると言ってもたいしたことではありません。近くに住んでいるのに、しばらく行っていないなという程度です。東横線菊名で乗換、ホームの新横浜寄りで3本電車を撮影。首都圏から205系が急速に淘汰されていますから、こういう機会に撮影しておかないと、結局撮影しないで終わってしまうこともあります。
 大口で降りると菊名寄りに若い同好の士がカメラを構えていました。やはり205系を撮影しているのでしょうか? 10年ほど前、模型に熱狂している頃は時々この駅で降りて模型屋に行きました。
 大口駅西口前は駐車場になっていて、駅舎の写真を撮っても、もうひとつすっきりしません。何度も降りているのに、駅前が南国風になっていることに初めて気づきました。駅前から京急子安までアーケード商店街が続いています。そちらへは行かず、東口へ行ってこちらの駅舎も撮影してきました。
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 大口から新横浜へ。新横浜で気になっていたのは、横浜線の橋上駅舎にある篠原口です。新横浜から新幹線には数知れず乗車していますが、JR東日本の篠原口から乗ったことも降りたこともありませんでした。それで気になっていたのです。まあ降りてみれば取り立てて特徴のある駅前ではありませんが、お迎えの車が頻繁に出入りしていました。
 せっかくなので新幹線と一緒に篠原口を写真に納めようとしましたが、撮影しようとするとなかなか来ないものですね。新大阪方面ホームは3番線、4番線で、交互発着をしています。ようやく4番線にN700が来ました。
 横浜線新横浜駅ホームを跨ぐ陸橋をこえ、東京寄りに歩きました。横浜アリーナやプリンスホテルのある東口はビルだらけになりましたが、「裏側」は横浜の田舎の風景がまだ残っています。このあたりは新大阪方面ホームに立つとよく見えます。そこから駅を撮影してみました。
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 東口に出てみると人がたくさん歩いていました。駅横のJR東海の巨大なビルや駅前のペデストリアンデッキなど、すっかり都会の駅の様相になっています。東海道新幹線を計画したとき、新横浜が発展すると予想していた人がいるのではないかと私はずっと思っています。その人が誰かは知りませんが、東海道新幹線のホーム構造は、島式2本で、通過線がありません。この形のホームは名古屋と京都しかありません。この2駅は開通当初から「ひかり」が停車していました。
 新横浜は島式ホームでしたが、内側には柵がありました。「ひかり」が早朝深夜に停車するようになっても、柵はそのまま存在していました。それが現在では「のぞみ」も含め全列車が停車するようになり、京都や名古屋と「同格」になってというわけです。今日の姿を50年以上前に誰かが予想していたとしか思えません。何年か後には東急と相鉄も乗り入れて、5線乗り入れの大ターミナルに発展します。
 横浜線と新幹線の交差部を撮影しようと小机寄りの跨線橋へ行きました。するとカメラを構えた途端に、East i-Eが跨線橋の下から現れました。どうも今日はこの電車が行ったり来たりしていたようですね。大口でカメラを構えていた若者たちの興味はこちらだったようです。こういう変わり種が期せずして来ると、得した気分になります。
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編集部 田中比呂之(ひろし)

2014年01月20日   関東   タグ : 横浜線

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