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「東京」の路線・駅をオープンします(続)

 地元神奈川県以外ではもっともよく利用するのが、東京都内の鉄道です。平日はほぼ毎日、土日もかなりの頻度で通勤などで都内の鉄道を利用します。

 特に東京メトロや都営地下鉄にはお世話になっています。昨日さっそく九段下駅ホームの写真をアップしました。「東京」がオープンしたらまずこのベンチを皆さんに知ってもらおうと思っていました。大したことではありません。ご存知の方も多いと思いますが、東京メトロ都営の九段下駅は壁一枚で隔てられていましたが、前都知事の強い要請で壁が取り払われました。前都知事の未来へ「残した」ほとんど唯一の業績かもしれません。
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 私はこの駅で毎日乗り換えます。壁がなくなって駅が広々としました。とても気持ちの良い空間になりました。写真は半蔵門線押上方面と新宿線新宿方面のホームです。壁が取り払われて、東京メトロと都営地下鉄が共用する島式ホームになりました。そこに写真のようなベンチが登場しました。ちょうど境界線に背中合わせに設置されています。そしてそれそれの路線カラーに塗り分けられています。大したことではありませんが、毎日ホームに降り立つと、このベンチを確認してしまいます。
 私は切符やカードのコレクターではありませんので、意識して集めてはいませんが、手元に残った切符やカードは捨てずに保存してあります。会社のデスクの引き出しから出てきたSFカードを4枚紹介します。4枚とも5000円のカードです。これは何度も買うのが面倒なので、買うときは5000円のカードを買っていました。
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 都心部の移動は地下鉄を利用することが多いのですが、地下鉄網ができる前にもっときめ細かく張り巡らされていたのが、都電です。現在では荒川線1系統しか残っていません。荒川線はそれほど乗る機会はありませんが、よく利用されている印象があります。
「日本鉄道旅行地図帳」を企画したとき、大都市路面電車をどう扱うか、かなり時間をかけて検討した覚えがあります。その中でも都電は最大の難関になるだろうと思っていましたし、実際調査はかなり大変でした。長年研究をされている方にご協力をいただき、何とか乗り切ることができました。歴史も路線延長も長い都電の変遷を追うことは、一朝一夕できることでありません。
 言い訳がましいことを書いてしまいましたが、今回の「東京」のオープンに間に合いませんでした。現役の荒川線を含め、遅れて開業いたしますので、もうしばらくお待ち下さい。

2014年01月30日   東京

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