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聞けば出てくるJR東日本の駅スタンプ

 いつか取り上げようと思っていましたが、私が駅スタンプを押すきっかけになったのが、このNIKKAのスタンプ帳です。どういう経緯でニッカがスタンプ帳を作ったのかは知りません。そしてこのスタンプ帳をどこで手に入れたのかも残念ながら覚えていません。

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 表紙を開くと扉ページに、国鉄駅約1400駅にスタンプが置いてあり、このスタンプ帳全30ページにスタンプを押すと記念品がもらえると書いてあります。最終ページに「記念品引換券」と印刷されていて、今もそれがあるので、おそらく記念品と引き換えなかったのだと思います。
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 記念すべき第一印は関西本線伊賀上野駅でした。昭和46年3月14日です。それから数年間は必ずスタンプ帳を持って、駅にスタンプがあれば押していました。数分間の停車時間でも走って押しに行きました。
「ディスカバー・ジャパン」キャンペーンが前年から始まり、駅には丸テーブルのスタンプ台が置かれ、急いでいる時でもすぐにスタンプの所在がわかるようになっていました。置き場所は改札内だったり待合室だったりしましたが、探し回った記憶はほとんどありません。それに当時の時刻表には、欄外にスタンプ設置駅を掲載していました。
 昨年当サイトを始めたこともあり、40年ぶりにスタンプを意識的に押し始めました。第2のマイブームがやってきたということです。40年前に較べるとスタンプの設置位置がわからないことが多くなっています。まあこれは時代の流れで仕方ないのかもしれません。見つからないときには、特に駅員さんに聞くこともなくあきらめていました。
 昨年、高崎線の駅めぐりをしているとき、どこの駅だか忘れましたが、「スタンプありますか?」と聞いてみると「ありますよ」という返事とともにスタンプが出てきました。「なんだ、あるのか」と思いながら、狭い場所で力一杯押印しました。それでも高崎線の駅は、改札横などにスタンプを出してある駅の方が多かったような気がします。
 先日横浜線の始発駅東神奈川でまったく期待せずに「スタンプありますか?」と聞いたところ、ちゃんとあるんですね。この日は大口と新横浜を除く横浜線の駅スタンプを押してきました。ほとんどの駅が駅事務室内に置いてありました。「押し鉄」(スタンプ蒐集家のことをこう呼ぶそうですが)には常識かもしれません。私のような乗り鉄系の同好には或いは知られていないかもしれませんので、お知らせしておきます。
 少なくともJR東日本の駅では、聞けば出てくる可能性がかなり高いと思います。東神奈川と小机の先日押印したスタンプと戦前の『旅』に掲載された両駅のスタンプをご覧ください。戦前スタンプのインクの色は、東神奈川が黒、小机が赤と解説に書いてあります。
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編集部 田中比呂之(ひろし)

2014年02月05日  

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