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鉄道ニュースまとめ(3月2日~3月8日)

 JR各社のダイヤ改正が今月14日に実施されます。大きな話題として外すことができないのが、寝台特急「あけぼの」の定期運転終了でしょうか。

 臨時・編成短縮という「日本海」や「能登」などで使った方法を、今回も「あけぼの」に適用した形になりました。そんな中、弘南鉄道が面白い企画を実施しました。弘南鉄道大鰐線石川義塾高校前で奥羽本線と立体交差しているので、同社のラッセル車(キ105+ED22-1)を「あけぼの」通過のタイミングで交差させ一緒に撮影できるという企画。当日、「あけぼの」が約6分遅れたため、ラッセル車が先に通過してしまいました。
 同社では定期「あけぼの」最終運転日の15日(土)にもラッセル車を運転。前回のリベンジなるでしょうか。(railf.jp 3月2日)

 3日午前5時前、京成千原線ちはら台駅に停車していた2編成の電車の先頭車に、スプレーのようなもので落書きされているのが見つかりました。千葉県警は器物破損容疑で調べています。(日刊スポーツ/共同通信配信 3月3日)
 この前日(2日)には京都市営地下鉄烏丸線の竹田車庫に留置してあった10系にも、スプレーのようなもので落書きされています。(産經新聞 3月3日)

 日本初の地下鉄は銀座線浅草上野で、昭和2年東京地下鉄道によって開業しました。
 現在、東京メトロと都交通局が、13路線(東京メトロ9線、都交通局4路線)総延長290キロにも及ぶネットワークを構築しています。
 大正14年1月、東京市電気局が鉄道省に免許申請した地下鉄建設の計画書を、埼玉県内の古文書収集家が保管していることがわかりました。公文書の表題は「市営高速度鉄道計画概要説明書」。そこには戦後建設された丸ノ内線、東西線など6路線の元になった区間が記載されています。
 この申請文書は都や国立公文書館などに残っていないので、非常に貴重な史料となりそうですね。(東京新聞<夕刊> 3月3日)

 4日、JR東日本は10日(月)から「JR東日本アプリ」を提供すると発表しました(JR東日本プレスリリース 「列車まわり、ぜーんぶおまかせ。3月10日、「JR東日本アプリ」デビュー! 」(PDFファイル))。列車運行情報や駅構内の構内図、時刻表などを閲覧できます。中でもこのアプリの特徴のひとつが「山手線トレインネット」。乗車した位置を把握し、停車駅の情報(乗換路線や駅構内図など)提供や、その列車の混雑状況や車内温度などを見ることができます。サービスは当初3編成のみですが、来年度内には全編成で提供される予定です。車内の混雑状況や温度などは、運転席に搭載されているモニタに表示されるTIMS情報から取得するのでしょうか。(JR東日本プレスリリース 3月4日発表)

20140310_01.png 20140310_02.png ▲(左)「つばさ」新エクステリアデザイン(右)「とれいゆ」
 JR東日本プレスリリースより

 同じく4日、山形新幹線のエクステリアデザイン変更が発表されました(JR東日本プレスリリース 「山形新幹線に新たな魅力が誕生します!」(PDFファイル))。これは、今年6月から9月まで開催される「山形デスティネーションキャンペーン」にあわせて行われるもので、4月下旬から運行予定です。デザインは山形県出身の「KEN OKUYAMA DESIGN」代表の奥山清行氏が担当しています。

 上記の発表と同時に、新幹線初のジョイフルトレイン「とれいゆ」の詳細も発表されました。秋田新幹線で活躍していたE3系を改造し、今年7月以降山形新幹線で運転されます。6両編成の車内は、普通指定席(1両)、お座敷指定席(3両)、ラウンジカー(1両)、足湯(1両)で構成。車両のエクステリアデザインは、さきほどの山形新幹線と同じ「KEN OKUYAMA DESIGN」が担当しています。(JR東日本プレスリリース 3月4日発表)

20140310_03.JPG 5日、JR四国の新型特急電車8600系が報道公開されました。(JR四国プレスリリース「特急形直流電車の新製について」)同社の特急電車導入は8000系以来21年ぶり。デザインコンセプトは「レトロフューチャー」。蒸気機関車をイメージした黒い塗装が丸く配色され、周りを愛媛のみかん、香川のオリーブをイメージしたオレンジと緑色が配されています。各種試験を行い6月より特急「いしづち」1往復に導入される予定で、2016年3月までに10両を製造し「しおかぜ」にも導入する計画です。(朝日新聞DIGITAL、四国新聞 3月6日)
▲デザインが特徴的な8600系 JR四国プレスリリースより

 政府は不祥事が続いたJR北海道について、4月1日付けで社長に現JR北海道ホテルズ社長の島田修氏、会長に元JR東日本常務の須田征男氏を充てる人事を7日の閣議で了解しました。今後臨時の株主総会、取締役会などを経て就任します。(どうしんウェブ/北海道新聞 3月7日)

編集部 後藤中也

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2014年03月10日   鉄道ニュースまとめ

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