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鉄道ニュースまとめ(4月27日~5月3日)

 第三セクターの由利高原鉄道が台湾鉄路管理局平渓線と姉妹鉄道協定を結びました。平渓線は三貂嶺~菁桐を結んでいる線で、台湾総督府鉄道が1929(昭和4)年に専用線を買収し開業した路線です。由利高原鉄道に続き、いすみ鉄道も集集線と姉妹鉄道提携を目指しています。(河北新報 4月29日/いすみ鉄道社長ブログ 5月1日エントリー)

【泥沼化?アルストム買収にシーメンス参戦!?】
 先週お伝えしたGEのアルストム買収に関して、シーメンスとフランス政府が対抗する姿勢を見せていると28日ロイター通信が伝えました。これに対して30日、アルストムがGEの現金169億ドル買収提案を検討すると発表しました。
 フランスモントブール経済相は5日、鉄道部門も含んでの買収ならば前向きに検討するという姿勢を示しました。シーメンスも対抗案を示す可能性が残されており、アルストム買収問題は解決までまだ時間がかかりそうですね。(ロイター通信 4月28、30日、5月5日)

【観光列車「ろくもん」お披露目】
 115系を改造し7月の運行を目指しているしなの鉄道の観光列車「ろくもん」を、28日屋代駅近くの工場で報道陣に公開しました。車体色は「ろくもん赤」と呼ばれる濃い赤色。デザインは「ななつ星 in 九州」などをデザインした水戸岡鋭治氏が担当しています。
20140507_01.jpg ▲「ろくもん」のエクステリアデザイン(しなの鉄道ホームページより)
  (C)Eiji Mitooka + Don Design Associates

 今後内装の整備を行い7月11日(金)から、週末などを中心に軽井沢〜長野で運行する予定です。(信濃毎日新聞 信毎Web 4月29日)

【土佐電鉄と高知県交通統合を検討】
 高知県などが設置した「中央地域公共交通再構築検討会」は、土佐電気鉄道と高知県交通の統合を検討することを28日の会合で決定しました。統合案は土佐電気鉄道の路面電車事業、高知県交通のバス事業を新会社に継承させて2社を特別清算する方針。新会社は10月の設立を目指し、高知の岩城孝章副知事は統合案を受け入れる意向を示しました。(日本経済新聞 4月29日)

【北海道新幹線試運転へ】
 5月2日、北海道新幹線の設備検査に伴う列車への影響をJR北海道が発表しました。それによると試験は10月から開始し、新中小国(信)~木古内の在来線との併用区間は夜間に実施。試験の内容によっては夜間以外になることもあり、そうなると在来列車や貨物列車に運休などの変更が発生します。
20140507_02.jpg  10月以降寝台特急「北斗星」、「カシオペア」「トワイライトエクスプレス」、寝台急行「はまなす」の運休、時刻変更、運転日の変更などが発生する可能性が出てきました。(JR北海道プレスリリース 5月2日)◀東北本線を上る「カシオペア」

編集部 後藤中也

2014年05月07日   鉄道ニュースまとめ

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