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休日駅めぐりの旅 五日市線

 先週の駅めぐりは、五日市線に乗ってきました。毎週駅をめぐって、楽しいのですが、かなり疲れが溜まってきました。それで今回は軽めな路線を選びました。

 五日市線に初めて乗車したのは、アメリカ大統領ロナルド・レーガンが来日した時でした。日本は中曽根康弘首相でした。「ロン・ヤス」なんて呼び合って(実際に聞いたわけではありません)、いま思い出しても気持ち悪いですね。
 それはともかく、仲良しの2人は首相の山荘でひとときを過ごしました。この山荘が武蔵五日市から相当あるいた山の中にあったのです。事後、どんなところかと見に行ったわけです。ちょうど五日市線にも乗ることができるしと思いながら。30年以上前のことになります。
 武蔵五日市は立派な高架駅になっていました。ホームはドーム屋根に覆われていました。私鉄のニュータウン駅のような構えです。駅前に出て高架を横から見てみると、アーチ状になっていてちょっと洒落ています。
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▲こういうものに注目しているとキリがない
 五日市線は昼間20分毎の運転なので、駅に降りて、撮影して、スタンプを押していると、ちょうどよく電車が来ます。20分後の電車で折り返しました。次の武蔵増戸との間で、武蔵岩井へ行く線路が分かれていたのですが、車窓から確認できませんでした。この分岐点付近の写真は「otome-c56」さんが五日市線路線ページにアップされているので、ご覧ください。
 武蔵増戸の駅舎はコンクリートの壁に筒型の待合スペースを設けた好ましいデザインでした。それよりも注目は拝島方面ホームにある待合室です。昔からある待合室が残っていたのですが、屋根を支える柱の部分に「○」がありました。これ、鶯谷や東京などで見られる架線柱の飾りと同じではないかと思いました。写真を並べてみます。
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20140513_05.JPG 20140513_06.JPG ▲(左)東京駅(右)鶯谷
 武蔵引田秋川(あきがわ、と読みます)と進みます。秋川の駅前で写真を撮っていると、スクールバスがローターリーに到着して、明大中野八王子高校の女学生たちが降りてきました。前々から不思議な校名だなと思っていた学校です。
 次の東秋留は島式ホーム上に改札口がある、JRには珍しい形の駅でした。私鉄駅ではこの手の駅はたくさんありますが、JRにはなかなか見当たりません。改札を出ると左右に踏切があります。
 熊川は片面ホームで、改札口は人がすれ違うとぶつかりそうなぐらい狭小でした。ここから拝島まで歩くことにしました。ホーム上に1キロポストがあるので、歩いても大した距離ではありません。
 寄ってみたいところもあったのです。青梅線 拝島牛浜間の踏切です。いつものように理由ははっきりしませんが、中学生の時にここで写真を撮っているのです。青梅線の旧国(形式はわかりません)とED11(こちらはメモが残っています)を撮影しました。踏切で撮影したことは覚えていました。
 見当をつけて青梅線の線路に向かう道に入ってみると、それらしい踏切に行き当たりました。「変電所前踏切」と書いてあります。踏切の向こうには変電所があります。
 40年前の写真と並べてみます。こういうことができるのも、この趣味の楽しいところではあります。
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 帰宅して万歩計を見ると、12421歩でした。

編集部 田中比呂之(ひろし)

2014年05月13日   関東 / 駅めぐりの旅   タグ : 五日市線

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