【観光列車「伊予灘ものがたり」完成】
　JR四国の新しい観光列車「伊予灘ものがたり」の改造工事が完了、1日多度津工場で報道陣に公開されました。キハ47形2両を改造し全席をグリーン車に変更、キロ47形（キロ47-1402、キロ47-1402）に改番されています。
　外装は1号車が「茜の章」と名付けられ夕日をイメージした茜色、2号車は「黄金の章」で太陽などをイメージした黄金色になっています。
　土日を中心に1日2往復運行されますが、運転される4列車にそれぞれ名称がついています。
▲イラスト：JR四国Facebookページより

松山9：10発→伊予大洲10：33着は「伊予灘ものがたり」大洲編
伊予大洲10：52発→松山13：12着は「伊予灘ものがたり」双海編
松山13：28発→八幡浜15：50着は「伊予灘ものがたり」八幡浜編
八幡浜16：05発→松山18：06着は「伊予灘ものがたり」道後編

　道後編以外の3列車は地元の食材を使った料理が提供され、内容は各列車で異なります（料理は事前予約制）。今月26日から運転開始の「伊予灘ものがたり」ですが当日の指定席券は、発売直後に完売しています。（msn産経ニュース 7月2日／JR四国「伊予灘ものがたり」公式ページ）

【トーマス出発進行！大井川鐵道に今夏デビュー】
　静岡県を走る大井川鐵道にテレビなどで人気のキャラクター「きかんしゃトーマス」の「トーマス」が登場、改造を完了し2日試乗会を実施しました。C11-227を改造、煙室扉に強化プラスチックで作られたトーマスの顔が取り付けられ、ヘッドライトは元の位置から下に移設されています。これは実際のトーマスに準じています。客車もトーマスが牽引しているオレンジ色に変更、確認できているだけで7両がオレンジ色になっています。
　12日から新金谷〜千頭を「きかんしゃトーマス号」として1日1往復運転、7月、9月は土日中心、8月以降は原則火水を除く毎日運転されます。10月12日まで運転が決まっていますが、すべての列車が（5日18時時点）予約で満席になっています。（msn産経ニュース 7月2日）

【山手線に新型車両E235系導入　15年秋から営業開始】
　JR東日本は新型通勤車両E235系量産先行車（11両編成のうち10両を新造、1両を改造（10号車））を製造し、平成27年3月以降に落成、同年秋頃から山手線で営業運転を開始します。インテリア・エクステリアデザインは、JR東日本のクルーズトレインやE6系などを担当している、奥山清行氏が代表を務めているKEN OKUYAMA DESIGNが担当しています。
▲イラスト：KEN OKUYAMA DESIGN 公式HPより

　車内サービス面では先頃から試験が始まった「山手線トレインネット」を標準装備、スマートフォンなどで運行状況や車内の情報を見ることができます。また車内に掲示されている中吊り広告を原則無くし、車内広告はデジタルサイネージを採用しています。
　車両の安全面では、車両機器の状況を常に監視しデータをサーバに集約。故障の予兆を把握、万が一故障が発生した場合は迅速に対応できる仕組みを構築しています。（JR東日本プレスリリース 7月2日）
▲イラスト：JR東日本プレスリリースより

【丸の内駅前広場整備へ　オリンピック前までに】

▲イラスト：JR東日本プレスリリースより
　今年の12月で開業100周年を迎える東京駅。開業時の姿へ「復原」工事を平成24年に完了しましたが、駅前広場はまだ整備を行っていませんでした。今回発表された計画では、バスやタクシー乗降場を南北に整備し中央を歩行者用の通路「都市の広場（仮称）」として整備します。
　駅舎向かって左手にあるタクシー乗り場、利用したことがある方は分かると思うのですが、半時計回りになっているので乗り場に面しているのは自動ドア側ではありません。発表されたイメージパースを見る限り、この部分も解消し時計回りに整備されるようです。
　まずは駅舎向かって右手のバス乗降場である南交通広場を平成27年冬から使用を開始し、全体の完成は平成29年春が予定されています。
　駅前広場の整備とともに、丸の内地下エリアの整備も進められることになりました。コンコースの幅員を拡大、店舗の改装など大掛かりな整備になります。こちらは平成29年夏までに全体が完成する予定です。（JR東日本プレスリリース 7月2日）