復帰したばかりのC57-1が、16日に動輪の車軸を支える「軸受け」が高温になる不具合が発生しました。修理には少なくとも1週間以上はかかると見られています。修理が完了するまでの間はDD51で代走する予定です。山口線が全線運転再開する8月23日までには間に合ってほしいものです。(msn産経ニュースwest 7月16日)
【開通は東京五輪後? 羽田新線開通は平成37年前後】
休止中の東海道貨物線を利用し、東京と羽田空港を結ぶ新線計画はJR東日本が開通目標を平成37(2025)年前後にしていることがわかりました。トンネルの掘削や空港下の設計などに10年ほどかかると想定し、事業費は3000億~4000億円と見積もっています。東京方面から羽田空港へのアクセスは、浜松町付近から東京貨物ターミナルまでは現在使用していない東海道貨物線を利用。東京貨物ターミナルの先からは現役の東海道貨物線を経由し、羽田空港近くから旅客ターミナル付近まで新たなトンネルを掘る計画です。
千葉方面へはすでにりんかい線の東臨運輸区が東京貨物ターミナルと隣接しており、線路を敷設すれば貨物線と接続することが可能でこれを利用する計画です。新宿方面へは東京貨物ターミナルとりんかい線大井町駅付近を接続するトンネルを掘り、りんかい線と接続。山手貨物線経由で新宿方面を結ぶ計画です。(朝日新聞DIGITAL 7月16日/財経新聞 7月20日)
【東京モノレール新車両出発進行!10000形運転開始】
東京モノレール17年ぶりの新型車両10000形が今月18日から運転を開始するのに伴い、15日試乗会が実施されました。設計コンセプトは「スマートモノレール」。各ドア上には情報モニターが設置され、4カ国語(日本語、英語、中国語、韓国語)で駅の情報や乗り換え案内が表示されます。また車内では公衆無線LANによるインターネット接続サービスが利用できるなど、最新の技術が用いられています。
制御系などは2000形に準じていますが、台車はボルスタレス台車を採用し、自動点検機能や運転状況を記録する装置などを搭載し信頼性の向上を図っています。
今後、年間1~2編成を導入し1000形の置き換え進め、東京オリンピックが開催される2020年までに所有する車両の約半数を10000形にする予定です。(マイナビニュース 7月15日/東京モノレールプレスリリース 平成25年9月10日)
【レトロ調気動車を飯山線に導入】
信越本線豊野と上越線越後川口間を結んでいる飯山線に、レトロ調気動車が導入されることになりました。キハ110系2両を改造し今年12月以降定期列車に順次導入、長野~十日町で運転予定です。また定期列車とは別に土休日を中心に2両編成で運用し、普段の定期列車運用とは違うサービス提供が計画されています。
▲JR東日本長野支社プレスリリースより
エクステリアデザインはベージュと臙脂色を配し、五線譜をイメージした格子線が入ります。窓と窓の間には唱歌「ふるさと」に登場する「兎」などをイメージしたものをアイコン化してレイアウトされています。
インテリアデザインは、『子供のころ、夏休みに遊びに行っていた田舎のおばあちゃんの家のような、懐かしさ、楽しさを感じさせる「古民家」』(プレスリリースより)風のデザインになる予定しています。(JR東日本長野支社プレスリリース 7月18日)
【南大東島のサトウキビ専用線復活へ】
明治35(1902)年頃に始まった手押し軌道がルーツの南大東島のサトウキビ専用軌道を、南大東村が観光目的で復活させる事業計画を進めています。専用線は大正5年に2フィート6インチの軌道に改軌の上、動力も蒸気機関車牽引に変更されました。第二次世界大戦で被害を受けたものの、戦後復活し昭和26年には操業を再開しました。動力も蒸気からディーゼルにかわり効率化が図られてきましたが、1980年代からはトラック輸送に順次切り替えられ昭和58年に廃止されました。
廃止後も車両が保存されており、沖縄本島の那覇市壺川東公園(加藤製作所製ディーゼル機関車と蒸気機関車の足回り)、南大東島のふるさと文化センター(日本車輌製ディーゼル機関車、蒸気機関車、貨車、客車)で見ることができます。
村は一括交付金を利用して平成28年度に着工し、翌29年度の完成を目指します。(msn産経ニュース 7月19日)
【11ヶ月ぶりに三江線運転再開】
昨年夏の集中豪雨で被害を受け、浜原〜江津間で運休していた三江線が19日から運転を再開しました。石見川本、江津の各駅では三次からの始発列車の到着に合わせて歓迎セレモニーが開催されました。
現在も不通になっている山陰本線須佐〜奈古は8月10日、山口線地福〜津和野は8月23日からそれぞれ運転を再開する予定です。(毎日新聞 7月19日)