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休日駅めぐりの旅 東海道新幹線

 休日、駅を巡ってきました。仕事で東海道新幹線の駅をいくつか撮影してきました。仕事でなければ新幹線の駅を撮影にでかけることはなかったかもしれません。

 9時過ぎに新横浜を出る「こだま」に乗り、まず小田原で6分停車。熱海よりのホーム先端から小田原城を撮影しようと思いました。すると案に相違して小田原城は見えません。しかたなく車内に戻り、A席に座って発車を待ちました。ゆっくりと走り出す列車から、渋滞する上り坂の上方に小田原城が姿を見せました。 20140723_01.JPG 20140723_02.JPG
 小田原〜熱海間では山側に陣取ってトンネルの隙間を撮影しました。意外にいろいろなものが見えます。熱海での課題は熱海城と初島です。熱海城はそれほど難しくありませんでしたが、初島の撮影は難しいですね。空は薄曇りです。
 駅の撮影の最初は新富士でした。この駅に降りるのは初めてです。新富士の開業は昭和63年3月13日。この日は他に掛川と三河安城が開業しています。そしてこの2つの駅も撮影をする予定になっています。
 東海道新幹線は開業から利用していますから、開通時の駅と三島も含めて新開業の駅はなんとなく区別して考えています。「新しくできた駅」という認識です。それでも昭和63年の開業といえば、四半世紀が経過していますね。新参者でもなんでもない。
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 開業から四半世紀が経過してようやく利用する機会が巡ってきたわけです。駅舎のデザインは最初からある先輩駅舎とは違って、簡素な造りになっています。垢抜けない印象ではあります。
 次は掛川に向かいます。途中課題対象物を撮影しながら進みます。大井川から掛川にかけての茶畑をうまく撮影したいと思ったのですが、これも簡単ではありません。
 掛川には何度も降りたことがあります。それでも新幹線側の出口を出たのは初めてでした。掛川も「先輩駅」に比べると簡便に造られていました。新幹線の駅にしてはこじんまりとしています。
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 ついでに正面にまわって在来線側駅舎を撮影しました。掛川には10年ぶりぐらいですが、駅舎は黒い三角の木造駅舎に変わっていました。昨今のガラス張り駅舎ではないところに好印象を持ちました。さらについで、といっては失礼ですが天竜浜名湖鉄道の駅舎も撮影してきました。
 次は豊橋です。この新幹線駅撮影の課題は、在来線併設の場合、新幹線側を撮影するということです。豊橋は何度も乗り降りしていますが、新幹線側に出たのはやはり初めてでした。
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 駅前に出てみると巨大駅ビルが建っている正面とは打って変わって、ひっそりとしていました。送迎の車が多いのは、どこの駅にも見られる光景です。駅名看板がなければ豊橋駅とはわからないほど地味な風景です。
 ここから少し迷って在来線に乗ることにしました。安城まで313系新快速に乗り、ここで乗り換えて三河安城へ。在来線の駅も新幹線と同時開業です。駅前に出て橋上駅舎を眺めてみると、なかなかよい佇まいです。何枚も撮影しました。
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 そしてちょっと離れて新幹線の三河安城があります。こちらは北欧を感じさせる駅舎デザインです。「日本のデンマーク」と関係があるのでしょうか。このデザインは意外でした。在来線にも新幹線にも駅スタンプは置いてありませんでした。
 三河安城からは新幹線で名古屋へ向かいました。名古屋の話は次回にしたいと思います。

編集部 田中比呂之(ひろし)

2014年07月23日   駅めぐりの旅   タグ : 東海道新幹線

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