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蒲郡クラシックホテルと立岩

 新幹線車窓案内の編集が佳境に入っていて、どうしても東海道新幹線の話題になってしまいます。
 東海道新幹線の車窓について会社の同僚に聞き取りをした話を前に書きました。以来ことあるごとに新幹線の車窓の話題を持ち出します。昨日原武史さんと食事をする機会がありましので、原さんのチェックポイントを聞いてみました。

 たちどころに10ぐらいのチェックポイントが挙げられました。そのひとつは蒲郡クラシックホテルです。豊橋〜三河安城間の海側、東海道本線三河三谷駅付近を通過する際、小高い山の上にクラシックな屋根が見えます。かなり小さいのですが、はっきり見えます。 20140725_01.JPG  調べて見ると戦前は鉄道省認定のホテルでした。名称は「蒲郡ホテル」。戦後経営破綻して一時プリンスホテルとなり、現在は「蒲郡クラッシックホテル」という名称になっています。
 昭和天皇も宿泊、小津安二郎の「彼岸花」(昭和33年)、華麗なる一族(平成18年)のロケにも使われたそうです。新幹線からはわかりませんが、三河湾を見渡す眺望抜群のホテルのようですね。
 関東地方に住んでいると蒲郡を旅行先に選ぶことはなかなかありませんが、機会を作って行ってみたいと思います。
 もうひとつは「立岩」です。この岩も知りませんでした。おそらく見ていたのでしょうけど、意識することはありませんでした。浜松〜豊橋間の山側、東海道本線新所原駅または二川駅が最寄りです。
 見え始めてから十数秒間角度が変わりながら車窓を流れていきます。半島のような突き出した地形の先端に木のない禿げた部分があるので、確かに気になりますね。何枚か撮影をしましたので、新幹線車窓風景の中では超有名な看板と一緒に写った写真をご紹介しておきます。
20140725_02.JPG
 立岩、という名称が正式なものかはわかりません。Webで検索したところ麓近くに「立岩」という飲食店があるそうです。
 今後しばらく車窓の話題を取り上げますので、お付き合いのほどよろしくお願いいたします。

編集部 田中比呂之(ひろし)

2014年07月25日   東海   タグ : 東海道新幹線

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