平成18年に富山ライトレールが開業した折に訪ねて以来、なんと北陸に行っていないことが判明しました。先週のブログでも書きましたが、両親の出身地なので親戚の法事や葬儀には出かけているのですが、趣味では出かけていません。
　北陸本線や福井鉄道などのページが日々埋まっていくのを毎日楽しく拝見しています。そのなかで「ＫＩＮＵ」さんは常磐線の被災駅のレポートをつづけていらっしゃいます。
　私は平成12年9月に常磐線の亘理から原ノ町までつぶさに被災駅を見てきました。その一部の写真はアップしていますが、坂元駅の写真を見ると震災の年の写真はありますが、平成12年の写真はアップしていませんでした。
　この坂元駅は次の新地駅とともに、津波による破壊の凄まじさに息を飲んだ覚えがあります。「ＫＩＮＵ」さんの写真にはホームが写っていませんが、私たちが訪れた時は、かろうじてホームは残っていました。またコンクリート製の立派なトイレもありました。これらも撤去されてしまったのでしょうか？　下の写真は平成24年9月の撮影です。

　右上の写真には「ＫＩＮＵ」さんが大写しにしていた「山元町総合案内版」も写っています。実は「ＫＩＮＵ」さんの写真を見たとき、「坂元駅だっけ」と思いました。看板には見覚えがありましたが、坂元ではなかったような気が......。探してみるとありました。山下駅の駅前広場横に立っていました。内容はほぼ同じです。よく見ると地図の山下駅の前に赤い三角形が描かれていて、それがこの看板の位置を示していると思われます。
　左が「ＫＩＮＵ」さん撮影の坂元駅前にある「山元町総合案内版」、右は私が撮影した山下駅前の看板です。

▲（左）投稿：KINUさん
「ＫＩＮＵ」さんの山下駅の写真にはこの看板が写っていないため、現在この看板が健在かどうかは不明です。「ＫＩＮＵ」さん、もし看板の消息がおわかりでしたら教えてください。
　もうひとつ、ちょっと面白い切符を「ラ・メール」さんが富山地方鉄道のページにアップされています。券面いっぱいに駅名が略されて印刷されているのは初めて見ました。これ、この当時の地鉄駅全部でしょうか。
▲投稿：ラメールさん

編集部　田中比呂之（ひろし）