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ケーブルカー全乗はいつになることやら

 今日は余談から始めます。昨日「さとたか」さんが投稿された南下沼駅の写真にちょっとショックを受けました。平成18年に廃止になって、今は存在しない駅ですが、もしこの駅で列車を待つことになったら、しかも夜だったらどうしよう思いました。この小屋、いや待合室に照明はあったのでしょうか。誰か来たら、お互いに大声を上げそうです。

 形は似ていませんが、やはり夜、列車を待つことになったら、恐怖を感じるであろう駅舎をもうひとつ紹介しておきます。幸い廃止になっていますが、羽幌線富岡(乗)です。こういう駅でも「駅寝」をする人がいたのでしょうか。恐がりの私にはとてもできる芸当ではありません。
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▲(左)宗谷本線南下沼 投稿:さとたかさん
 (右)羽幌線富岡(乗)撮影:RGG

 さて「さとたか」さんは、先月「鉄道の日」に全駅乗降を達成した方です。その最後の駅となったのが、大山観光ケーブル大山寺駅でした。連想ゲームのようですが、昨日小田急沿線が開業したこともあり、平成17年に初乗りをしたこのケーブルに写真を投稿しました。
 私は平成7年1月に普通鉄道の全線完乗をしていますが、ケーブルカーは「参考記録」にしていて、大山観光ケーブルを訪れた時点で、まだ3線が未乗でした。在住県とはいえ、アクセスが悪いのでなかなか足が向かず、全線完乗から10年の月日が経ってもまだ3線を残していたのです。
 大山観光ケーブルを訪れたのは、11月でちょうと紅葉の季節でした。車を持っている友人を誘って往復してきました。投稿しようとして、下の駅も、上の駅も名称が変更になっていたのに驚き、不明を恥じることに。
 残りの2線は、箱根の十国峠ケーブルカーと天橋立ケーブルカーです。2線のうち十国峠は今年のゴールデンウィークに会社の後輩の車に乗せてもらって、乗車してきました。大山ケーブルから8年の歳月が流れています。そのことはこのブログで触れました。
20131129_03.JPG 20131129_04.JPG ▲(左)大山観光ケーブル(右)十国峠ケーブルカー
 天橋立ケーブルに乗るのはいつのことになるのでしょう。「さとたか」さんは私と同じ年に全線完乗を達成されているそうです。それから私がケーブルカー3線を片付ける前に、全駅を乗り降りしてしまったのです。年齢は私よりずっと若いわけですから、時間の使い方、目標の立て方、やる気といったことでこれほどの差がついてしまうという見本のようなものですね。趣味にも否応なく人生が反映されています。

 「さとたか」さんようこそ、「全駅投稿」めざしましょう!

編集部 田中比呂之(ひろし)

2013年11月29日   北海道 / 関東   タグ : ケーブルカー, 駅舎

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