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近くに行ったら寄ってみたい「居心地の良い駅」

20140520_13.jpg 近頃、休日に駅めぐりをしていると同僚に見つかったのかと思ったら、そんなことはなくて、何でも良いから駅のベスト10を書けと「新潮45」編集部のからの要請。後半の4連休が始まる前日夕方のことでした。

 それで駅めぐりの師と仰ぐ杉崎行恭さんの『百駅停車』を宣伝させてもらうことにしました。『百駅停車』では名駅舎はもちろんのこと、面白い駅をさまざまな理由をつけて杉崎さんが選んだのですが、選びっぱなしでは不安もあります。ご存知のように駅が近代化されたり、建て直したりして変わっていることも考えられるからです。
20140520_00.jpg 取材にはできるだけお付き合いしました。杉崎さんと駅をめぐりながら、駅舎の見方や構内の注目点などを教えていただきました。杉崎さんは百駅を選ぶにあたって、「一句捻りたくなるような駅」を基準にされました。ご一緒してみると確かに他駅にはない個性的な駅がたくさんありました。
 ベスト10とは便宜的なもので、実際には順位をつけようもないものですが、取材で印象に残った駅で、しかも「居心地が良い」と思った駅を10駅挙げてみました。新潮45の記事には写真がありませんので、この記事で取り上げた駅の写真をここで紹介したいと思います。
 1位に挙げたのは近鉄内部八王子線日永駅です。この駅は箱庭のような駅です。『百駅停車』の分類では「股裂き駅」です。三角形のホームには桜の木があります。762mmの電車が発着する駅は、何もかもコンパクトで箱庭のようでした。こんな庭が自宅にあったらと思いました。取材は冬でしたが、桜の時期に再訪しました。
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 このベスト10には入れませんでしたが、「股裂き駅」でお薦めは、鶴見線の浅野駅と近江鉄道高宮駅です。高宮にも三角形のホーム上に桜の木があり、桜の時期に是非行ってみたいと思っています。
 2位は鶴見線鶴見駅です。京浜東北線のホームではなく、鶴見線のホームを覆うドーム屋根の下に入ると、とても落ち着きます。鶴見線の歴史を知らない頃、ここの薄暗い空間に佇んで、私鉄駅みたいだなと思ったものです。改札と反対側のホームの壁には、時計が設置されています。この時計の下には「皆さんお元気で」と北朝鮮への帰国者が残した言葉が刻まれています。
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 3位は南海加太線東松江駅。近鉄内部八王子線のように線路の幅が狭いわけではないのに、駅施設がコンパクトにまとめられています。構内踏切まであります。ミニジオラマを作りたくなるような駅でした。新潮45の前編集長は確かこの沿線出身でした。
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 このペースで紹介していくと恐ろしく長くなりそうなので、続きは「新潮45」6月号305ページを読んでいただくとして、駅写真をご覧いただきます。
20140520_06.JPG 20140520_07.JPG ▲(左)4位石橋駅(右)5位JR日光駅
20140520_08.jpeg 20140520_09.JPG ▲(左)6位ケーブル延暦寺駅(右)7位大阪駅
20140520_10.JPG 20140520_11.JPG ▲(左)8位北野白梅町駅(右)9位三島広小路駅
20140520_12.JPG ▲10位池上駅
 10位池上駅の木製ベンチは、子供の頃東急各駅にありました。この背摺まで木製のベンチこそ、「居心地の良さ」の原点です。

追伸
 「kusamachi」さま、札幌地下鉄東西線大通駅の写真が、南北線大通駅にアップされていましたので、編集部で移動させていただきますね。
「dategaseki42」さま、名鉄挙母線切符に書かれていた履歴と当サイトの駅一覧の履歴が違っている点、ご指摘ありがとうございます。再調査をいたします。

編集部 田中比呂之(ひろし)

2014年05月20日   その他   タグ : 駅舎

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