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鉄道ニュースまとめ(8月24日〜8月30日)

 大井川鐵道のトーマス列車が大人気です。すでに10月12日まで運転されるトーマス列車は予約で埋まっていました。今回新たに9月29日、10月4日、10月5日に追加で運転されることになりました。

【青函トンネルの試験を開始 夜行列車に影響】
 北海道新幹線との共用部分である青函トンネルでの試験や検査に伴い、夜行列車の運転に時間変更や運休などが発表されました。時間変更が発生する上り「トワイライトエクスプレス」は札幌~大阪を24時間以上かけて走ります。

北斗星
・下り(上野発基準)
 10月5、12、13日、12月6、7、14、21、28~31日、1月1~4日
は運休。

・上り(札幌発基準)
 10月6、13、14日、12月7、8、15、22、29~31、1月1~5日
は運休。
※運転日の時刻変更なし

はまなす
・下り(青森発基準)
10月6、13、14日、12月7、8、15、22、29~31、1月1~5日
は運休。※運転日の時刻変更なし

・上り(札幌発基準)
10月5、12、13日、12月6、7、14、21、28~31日、1月1~4日
は運休。
10月6、9、16、25、26、30日、11月2、3、7、9、10、13、15、16、19日、1月7~9日、15~17日は時間変更。
函館発3:56(3:52)、青森着5:39(6:15)※( )は通常運転時の発時刻

カシオペア(臨時列車)
車両の定期検査を行うため上野発10月1日~12月17日、札幌発10月2日~12月18日は運転設定なし。
・下り(上野発基準)
12月18日から運転を開始し運休はなく、一部運転日に時刻変更が発生。
1月12、20、24日は時刻変更。
函館5:44(5:02)、長万部8:03(6:43)、苫小牧9:50(8:33)、札幌10:44(9:52) ※主要駅を抜粋、( )は通常運転時の発時刻

・上り(札幌発基準)
12月19日から運転を開始し、運休や運転時刻変更はなし。

トワイライトエクスプレス(臨時列車)
・下り(大阪発基準)
一部運転日に時刻変更が発生
11月12、17、27、29日、1月13、19、21、23日の列車は時刻変更。
洞爺8:33(7:18)、苫小牧9:50(8:50)、札幌10:44(9:32) ※主要駅を抜粋、( )は通常運転時の発時刻

・上り(札幌発基準)
一部運転日に時刻変更が発生
11月28、30日、1月14、20、22、24日の列車は時刻変更。
札幌16:12(14:05)、苫小牧17:06(15:00)、洞爺18:43(16:33)、新津8:27(4:40)、〜京都16:15(12:15)、大阪16:53(12:53)
(JR北海道、東日本、西日本プレスリリース 8月22日)

【リニア新幹線認工事計画認可を申請】
 品川と名古屋を結ぶリニア新幹線ですが、2027年の開業に向けて工事計画認可を太田国交相に申請しました。建設費は5兆5235億円でJR東海が全額負担します。まずは名古屋まで先行開業させ、18年後の2045年に新大阪まで開通させる計画です。
 開通すると名古屋まで40分、新大阪まで1時間7分で結ばれます。(日本経済新聞 8月26日)

【北陸新幹線3月14日開業!東京〜金沢2時間28分】
 試運転が始まった北陸新幹線、開業日が来年3月14日(土)に決まりました。開業日とともに運行計画も同時に発表されました。
かがやき(東京〜金沢):10往復 
はくたか(東京〜金沢):14往復 
はくたか(長野〜金沢):1往復
つるぎ(富山〜金沢):18往復
あさま(東京〜長野):16往復
20140902_01.png
▲プレスリリースより
 北陸新幹線開業に伴い在来線の特急、快速が一部廃止になることも発表されました。廃止されるのは、北越急行ほくほく線経由の特急「はくたか」、特急「北越」(新潟〜金沢)、快速「くびき野」(新潟〜新井)、快速「妙高」(直江津〜長野)です。
 また一部特急の運転区間が変更になります。特急「サンダーバード」は金沢〜富山・魚津・和倉温泉間(大阪〜和倉温泉1往復運転継続)、特急「しらさぎ」は金沢〜富山・和倉温泉間、特急「おはようエクスプレス」は金沢〜富山・泊間でそれぞれ運転を取りやめます。
 一方、以下の列車が新たに設定されます。
特急は「しらゆき」(新潟〜上越妙高・新井):5往復。金沢〜和倉温泉:5往復。福井〜金沢:3往復
快速は新潟〜新井:2往復。新潟〜糸魚川:1往復。
20140902_02.png▲E653系1100番代エクステリアイメージ(JR東日本新潟支社プレスリリースより)
 今回新たに設定される列車の中で、特急「しらゆき」の詳細が同時に発表されました。「しらゆき」には元常磐線「フレッシュひたち」用E653系を改造、1100番代として4両編成×4編成(16両)が投入されます。塗装は485系「かがやき」などに用いられた485系を彷彿とさせる、日本海の海と空をイメージした青と沈む夕日をイメージしたオレンジが配されています。
(JR東日本、西日本プレスリリース 8月27日)(JR東日本新潟支社プレスリリース 8月27日)

【「或る列車」モチーフに JR九州スイーツ列車】
 ブログでも取り上げたこのスイーツ列車、27日ついにその詳細が発表されました。列車は久大本線、大村線を走り車内でスイーツを楽しめる列車です。列車は2両編成で発表されたイラストを見ると、キハ47系を改造するようです。運転開始は来年夏を予定し、土休日、夏休みや春休み、ゴールデンウィークが中心に運転される見込みです。
20140902_03.png ▲新D&S列車エクステリアイメージ (C)Eiji Mitooka + Don Design Associates(JR九州プレスリリースより)
 この列車のコンセプトは、昭和10年に発行された「鉄道趣味」に掲載された機太郎さんの記事、「或る列車」として紹介された車両。九州鉄道が発注した豪華な寝台列車です。こちらのブログで写真などをご紹介しておりますので、あわせてご覧下さい。(JR九州プレスリリース 8月27日)

【いすみ鉄道も姉妹提携 台湾鉄路管理局集集線と】
 今年4月に秋田県の由利高原鉄道が台湾鉄路管理局の平渓線と姉妹鉄道提携を結びましたが、それに続き千葉県のいすみ鉄道が集集線と姉妹鉄道提携を結ぶことに合意して仮調印しました。
 集集線は日本統治時代の1921年に専用線として開通。縦貫線二水駅から山側に入り、車埕駅までの29.7キロを結ぶローカル線です。集集駅には日本統治時代に建設された駅舎がそのまま残っていて観光地になっています。平成11年9月21日に発生した台湾大地震で倒壊してしまいましたが、2年後見事修復されました。
 今回の提携は、軌間1067ミリで路線延長もほぼ同じで非常に似ています。集集線は廃止が検討されましたが、観光鉄道化し多くの観光客を集めることに成功しました。現在いすみ鉄道も観光鉄道化を進めています。この点に関しても非常に似ていることから、いすみ鉄道鳥塚社長が昨年から提携を働きかけてきました。
 後日台湾で姉妹鉄道提携の本調印が行われる予定です。(千葉日報 ちばトピ 8月28日)

【東海道新幹線開業50周年記念入場券発売】
 東海道新幹線開業50周年を記念し、記念入場券を10月1日午前10時から発売されることになりました。東海道新幹線全17駅の入場券で、表紙には0系、切符が収められている中面は富士山をバック走るN700Aがそれぞれ描かれています。値段は2340円。限定2万セットの発売です。各駅の発売枚数は以下の通りです。
20140902_04.png ▲表紙、中面イメージ(JR東海プレスリリースより)
 東京駅3000、品川駅2500、新横浜駅2500、小田原駅700、 熱海駅100、三島駅500、新富士駅300、静岡駅700、掛川駅300、 浜松駅700、豊橋駅300、三河安城駅300、名古屋駅3000、 岐阜羽島駅300、米原駅300、京都駅1500、新大阪駅3000(JR東海プレスリリース 8月28日)

【三陸鉄道震災後初の四半期黒字へ】
 今年4月に全線で運転を再開した三陸鉄道が、あまちゃん効果などで平成26年4月〜6月期黒字化を達成しました。3776万円の黒字で、前年同期は3581万円の赤字でした。輸送人員は前年同期比で69%増え、20万9749人。運賃収入は2.4倍の1億2500万円になりました。(msn産経ニュース 8月29日)

2014年09月02日   鉄道ニュースまとめ

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