新潮日本文学アルバム 9 有島武郎
1,320円(税込)
発売日:1984/09/24
- 書籍
農場解放、キリスト教的人道主義、至高の生の形式としての〈本能的生活〉の追求――誠実なるが故に生じた矛盾の中で貫いた強い自己愛。有島武郎の“理想”への生涯。
書誌情報
読み仮名 | シンチョウニホンブンガクアルバム09アリシマタケオ |
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シリーズ名 | 新潮日本文学アルバム |
発行形態 | 書籍 |
判型 | |
頁数 | 112ページ |
ISBN | 978-4-10-620609-2 |
C-CODE | 0391 |
ジャンル | 文学・評論、ノンフィクション |
定価 | 1,320円 |
著者プロフィール
有島武郎
アリシマ・タケオ
(1878-1923)明治11年、東京生れ。札幌農学校卒業後、3年間アメリカに留学。帰国後、母校の英語教師となる。明治43年、創刊された雑誌「白樺」の同人となり、文学活動をはじめる。大正5年、妻と父の死を機に、本格的な創作活動にはいり、『カインの末裔』『小さき者へ』『生れ出づる悩み』などを次々に発表。大正8年には改稿をかさねた『或る女』を完成するが、第1次世界大戦後の社会運動の波に内的動揺をきたし、大正11年、有島農場を解放。大正12年、波多野秋子と共に自殺。
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