新潮日本文学アルバム 1 森鴎外
1,320円(税込)
発売日:1985/02/20
- 書籍
四年間のドイツ留学から軍医総監にまで登りつめて、なお底流する生への悲哀。近代日本の歪みに身を裂かれながら、巨大な理知の力で端正に生きおおせた六十年の生涯。
書誌情報
読み仮名 | シンチョウニホンブンガクアルバム01モリオウガイ |
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シリーズ名 | 新潮日本文学アルバム |
発行形態 | 書籍 |
判型 | |
頁数 | 112ページ |
ISBN | 978-4-10-620601-6 |
C-CODE | 0391 |
ジャンル | 文学・評論、ノンフィクション |
定価 | 1,320円 |
著者プロフィール
森鴎外
モリ・オウガイ
(1862-1922)本名・森林太郎。石見国鹿足郡津和野町に生れる。東大医学部卒業後、陸軍軍医に。1884(明治17)年から4年間ドイツへ留学。帰国後、留学中に交際していたドイツ女性との悲恋を基に処女小説『舞姫』を執筆。以後、軍人としては軍医総監へと昇進するが、内面では伝統的な家父長制と自我との矛盾に悩み、多数の小説・随想を発表する。近代日本文学を代表する作家の一人。主な作品に『青年』『雁』『阿部一族』『山椒大夫』『高瀬舟』『ヰタ・セクスアリス』など。
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