新潮日本文学アルバム 4 島崎藤村
1,320円(税込)
発売日:1984/08/22
- 書籍
生涯かけて社会のタブーに挑戦し続けた藤村、貧しさゆえの妻と子の死、姪との禁じられた愛、肉親をも文学の犠牲とした藤村のすさまじい人間探求の生涯を辿る。
書誌情報
読み仮名 | シンチョウニホンブンガクアルバム04シマザキトウソン |
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シリーズ名 | 新潮日本文学アルバム |
発行形態 | 書籍 |
判型 | |
頁数 | 112ページ |
ISBN | 978-4-10-620604-7 |
C-CODE | 0391 |
ジャンル | 文学・評論、ノンフィクション |
定価 | 1,320円 |
著者プロフィール
島崎藤村
シマザキ・トウソン
(1872-1943)筑摩県馬籠村(現在の岐阜県中津川市)に生れる。明治学院卒。1893(明治26)年、北村透谷らと「文学界」を創刊し、教職に就く傍ら詩を発表。1897年、処女詩集『若菜集』を刊行。1906年、7年の歳月をかけて完成させた最初の長編『破戒』を自費出版するや、漱石らの激賞を受け自然主義文学の旗手として注目された。以降、自然主義文学の到達点『家』、告白文学の最高峰『新生』、歴史小説の白眉『夜明け前』等、次々と発表した。1943(昭和18)年、脳溢血で逝去。享年72。
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