新潮日本文学アルバム 6 石川啄木
1,320円(税込)
発売日:1984/02/22
- 書籍
「歌は私の悲しい玩具である」。一冊の詩集の他は何もない十九歳の結婚。貧困と病苦の中、初期浪漫主義から鮮烈な時代感覚を示して生き急いだ天才哀切の二十六年。
書誌情報
読み仮名 | シンチョウニホンブンガクアルバム06イシカワタクボク |
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シリーズ名 | 新潮日本文学アルバム |
発行形態 | 書籍 |
判型 | |
頁数 | 112ページ |
ISBN | 978-4-10-620606-1 |
C-CODE | 0391 |
ジャンル | 文学・評論、ノンフィクション |
定価 | 1,320円 |
著者プロフィール
石川啄木
イシカワ・タクボク
(1886-1912)岩手県日戸村生れ。本名一。生後まもなく、父が渋民村宝徳寺住職となる。唯一の男子として両親の愛情を一身に受け、村人からは神童と騒がれ、気位高く育つ。盛岡中学在学時に「明星」に感銘、17歳の時、文学を志して上京するが、健康を害し帰郷。20歳で処女詩集『あこがれ』を出版、天才詩人の評判を得る。が、自分の才能と自負心と、両親妻子を養わねばならぬ貧困の現実とに引き裂かれ続け、肺結核で不遇の生涯を閉じた。歌集『一握の砂』、友人らの尽力で死後出版された『悲しき玩具』、詩集『呼子と口笛』等がある。
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