新潮日本文学アルバム 13 芥川龍之介
1,320円(税込)
発売日:1983/10/24
- 書籍
名作「鼻」を世に問うて十年、生き急ぐかのように次々と話題作を発表し、「将来に対する唯ぼんやりした不安」に抗しきれず、自らの命を断った芥川龍之介の芸術的生涯。
書誌情報
読み仮名 | シンチョウニホンブンガクアルバム13アクタガワリュウノスケ |
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シリーズ名 | 新潮日本文学アルバム |
発行形態 | 書籍 |
判型 | |
頁数 | 112ページ |
ISBN | 978-4-10-620613-9 |
C-CODE | 0391 |
ジャンル | 文学・評論、ノンフィクション |
定価 | 1,320円 |
著者プロフィール
芥川龍之介
アクタガワ・リュウノスケ
(1892-1927)東京生れ。東京帝大英文科卒。在学中から創作を始め、短編「鼻」が夏目漱石の激賞を受ける。その後今昔物語などから材を取った王朝もの「羅生門」「芋粥」「藪の中」、中国の説話によった童話「杜子春」などを次々と発表、大正文壇の寵児となる。西欧の短編小説の手法・様式を完全に身に付け、東西の文献資料に材を仰ぎながら、自身の主題を見事に小説化した傑作を多数発表。1925(大正14)年頃より体調がすぐれず、「唯ぼんやりした不安」のなか、薬物自殺。「歯車」「或阿呆の一生」などの遺稿が遺された。
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