新潮日本文学アルバム 17 堀辰雄
1,320円(税込)
発売日:1984/12/24
- 書籍
今世紀初頭の西欧文学と日本古典の教養に裏打ちされた「物語」の本道を求め続けた堀辰雄。常に死と向きあって生きた四十八年の生涯と堀文学の持つ澄明な美を探る。
書誌情報
読み仮名 | シンチョウニホンブンガクアルバム17ホリタツオ |
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シリーズ名 | 新潮日本文学アルバム |
発行形態 | 書籍 |
判型 | |
頁数 | 112ページ |
ISBN | 978-4-10-620617-7 |
C-CODE | 0391 |
ジャンル | 文学・評論、ノンフィクション |
定価 | 1,320円 |
著者プロフィール
堀辰雄
ホリ・タツオ
(1904-1953)東京生れ。東大国文科卒。一高在学中より室生犀星、芥川龍之介の知遇を得る。1930年、芥川の死に対するショックから生と死と愛をテーマにした『聖家族』を発表し、1934年の『美しい村』、1938年『風立ちぬ』で作家としての地位を確立する。『恢復期』『燃ゆる頬』『麦藁帽子』『旅の絵』『物語の女』『菜穂子』等、フランス文学の伝統をつぐ小説を著す一方で、『かげろふの日記』『大和路・信濃路』等、古典的な日本の美の姿を描き出した。
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