新潮日本文学アルバム 10 武者小路実篤
1,320円（税込）
発売日：1984/04/24
- 書籍
自然の命と人間の善意を信じて理想の地「新しき村」建設に向い、時代の変動のなかで微動もせず、「全心全身」の思想を貫いた清冽にして悠久たる人生九十年。
書誌情報
| 読み仮名 | シンチョウニホンブンガクアルバム10ムシャノコウジサネアツ |
|---|---|
| シリーズ名 | 新潮日本文学アルバム |
| 発行形態 | 書籍 |
| 判型 | |
| 頁数 | 112ページ |
| ISBN | 978-4-10-620610-8 |
| C-CODE | 0391 |
| ジャンル | 文学・評論、ノンフィクション |
| 定価 | 1,320円 |
著者プロフィール
武者小路実篤
ムシャノコウジ・サネアツ
（1885-1976）東京・麹町生れ。子爵家の末子。1910（明治43）年、志賀直哉らと「白樺」を創刊、「文壇の天窓」を開け放ったと称された。1918（大正7）年、宮崎県で「新しき村」のユートピア運動を実践、『幸福者』『友情』『人間万歳』等を著す。昭和初期には『井原西鶴』はじめ伝記を多作、欧米歴遊を機に美術論を執筆、自らも画を描きはじめる。戦後、一時公職追放となるが、『真理先生』で復帰後は、悠々たる脱俗の境地を貫いた。1951（昭和26）年、文化勲章受章。
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