新潮日本文学アルバム 22 泉鏡花
1,320円(税込)
発売日:1985/10/29
- 書籍
幼時に母をなくした少年の、無垢な魂の憧憬が生んだ“夢みた現実”――日本語の魔術師といわれる鏡花文学の愛と正義、抒情と幻想の流麗たる詩情の秘密。
書誌情報
読み仮名 | シンチョウニホンブンガクアルバム22イズミキョウカ |
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シリーズ名 | 新潮日本文学アルバム |
発行形態 | 書籍 |
判型 | |
頁数 | 112ページ |
ISBN | 978-4-10-620622-1 |
C-CODE | 0391 |
ジャンル | 文学・評論、ノンフィクション |
定価 | 1,320円 |
著者プロフィール
泉鏡花
イズミ・キョウカ
(1873-1939)金沢生れ。本名・鏡太郎。北陸英和学校中退。1890(明治23)年上京、翌年より尾崎紅葉に師事。1895年発表の「夜行巡査」「外科室」が“観念小説”の呼称を得て新進作家としての地歩を確立。以後、「照葉狂言」「高野聖」「婦系図」「歌行燈」、戯曲「天守物語」等、浪漫的・神秘的作風に転じ、明治・大正・昭和を通じて独自の境地を開いた。絶筆「縷紅新草」も三島由紀夫の絶賛を受ける。生誕百年の1973(昭和48)年には金沢市により泉鏡花文学賞が創設された。
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