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新潮日本文学アルバム 67 大岡昇平

大岡昇平/著

1,320円(税込)

発売日:1995/10/09

  • 書籍

地理と歴史の交差する自己への追求。明晰な文体の勝利。常に戦争を露出しつづけた鳥瞰的視野。戦後50年、再評価の時代をむかえた大岡文学の昭和末までの軌跡。

書誌情報

読み仮名 シンチョウニホンブンガクアルバム67オオオカショウヘイ
シリーズ名 新潮日本文学アルバム
発行形態 書籍
判型
頁数 112ページ
ISBN 978-4-10-620671-9
C-CODE 0391
ジャンル 文学・評論、ノンフィクション
定価 1,320円

著者プロフィール

大岡昇平

オオオカ・ショウヘイ

(1909-1988)東京生れ。京都帝大仏文科卒。帝国酸素、川崎重工業などに勤務。1944(昭和19)年、召集されてフィリピンのミンドロ島に赴くが、翌年米軍の俘虜となり、レイテ島収容所に送られる。1949年、戦場の経験を書いた『俘虜記』で第1回横光利一賞を受け、これが文学的出発となる。小説家としての活動は多岐にわたり、代表作に『武蔵野夫人』『野火』(読売文学賞)『花影』『レイテ戦記』(毎日芸術大賞)などがある。1971年、芸術院会員に選ばれたが辞退。

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