新潮日本文学アルバム 28 小林多喜二
1,320円(税込)
発売日:1985/06/25
- 書籍
秋田の没落農家の子として生まれ、小樽の街に育ち、働く者の悲痛な叫びを我が物としたプロレタリア文学の旗手・小林多喜二。二十九歳で虐殺された抵抗と闘争の生涯。
書誌情報
読み仮名 | シンチョウニホンブンガクアルバム28コバヤシタキジ |
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シリーズ名 | 新潮日本文学アルバム |
発行形態 | 書籍 |
判型 | |
頁数 | 112ページ |
ISBN | 978-4-10-620628-3 |
C-CODE | 0391 |
ジャンル | 文学・評論、ノンフィクション |
定価 | 1,320円 |
著者プロフィール
小林多喜二
コバヤシ・タキジ
(1903-1933)1903(明治36)年、秋田県生れ。小樽高商卒。北海道拓殖銀行に就職し、1929(昭和4)年解雇されるまで勤務した。志賀直哉に傾倒してリアリズムを学び、その後、プロレタリア文学に目覚め、労働運動にもかかわる。雑誌「戦旗」に中編が紹介され注目を浴び、「蟹工船」で支持を得る。以後、非合法下の共産党に入党し、左翼文学運動に力を注ぐが、1933年逮捕され、築地署で拷問により殺された。
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