新潮日本文学アルバム 34 林芙美子
1,320円(税込)
発売日:1986/08/25
- 書籍
行商の養父・母と流れ歩いた木賃宿。女中、売り子、女給、そして男たち。極貧の中で書いた『放浪記』の明るい詩情から『浮雲』の成熟まで、ひたむきに生きた47年の生涯。
書誌情報
読み仮名 | シンチョウニホンブンガクアルバム34ハヤシフミコ |
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シリーズ名 | 新潮日本文学アルバム |
発行形態 | 書籍 |
判型 | |
頁数 | 112ページ |
ISBN | 978-4-10-620634-4 |
C-CODE | 0391 |
ジャンル | 文学・評論、ノンフィクション |
定価 | 1,320円 |
著者プロフィール
林芙美子
ハヤシ・フミコ
(1903-1951)福岡県門司区生れ。1918(大正7)年尾道高女に入学。1922年卒業すると愛人を追って上京。翌年婚約を破棄され、日記をつけることで傷心を慰めたが、これが『放浪記』の原形となった。手塚緑敏という画学生と結ばれてから生活が安定し、1928(昭和3)年「女人芸術」に「放浪記」の副題を付けた「秋が来たんだ」の連載を開始。1930年『放浪記』が出版されベストセラーとなる。他に「風琴と魚の町」「清貧の書」「牡蠣」『稲妻』『浮雲』等があり、常に女流作家の第一線で活躍しつづけた。
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