新潮日本文学アルバム 35 坂口安吾
1,320円(税込)
発売日:1986/06/25
- 書籍
新潟屈指の名家・坂口家に生まれて、終生〈家〉を嫌悪し、反逆と無頼を貫く。敗戦の日本に「堕ちよ、生きよ」と主張して思想と文学の主導者となった燃焼の生涯四十九年。
書誌情報
読み仮名 | シンチョウニホンブンガクアルバム35サカグチアンゴ |
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シリーズ名 | 新潮日本文学アルバム |
発行形態 | 書籍 |
判型 | |
頁数 | 112ページ |
ISBN | 978-4-10-620635-1 |
C-CODE | 0391 |
ジャンル | 文学・評論、ノンフィクション |
定価 | 1,320円 |
著者プロフィール
坂口安吾
サカグチ・アンゴ
(1906-1955)新潟市生れ。1919(大正8)年県立新潟中学校に入学。1922年、東京の私立豊山中学校に編入。1926年東洋大学文学部印度哲学倫理学科に入学。アテネ・フランセに通い、ヴォルテールなどを愛読。1930(昭和5)年同校卒業後、同人誌「言葉」を創刊。1931年に「青い馬」に発表した短編「風博士」が牧野信一に激賞され、新進作家として認められる。少年時代から探偵小説を愛好し、戦争中は仲間と犯人当てに興じた。戦後、『堕落論』『白痴』などで新文学の旗手として脚光を浴びる。
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