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新潮日本文学アルバム 55 立原正秋

立原正秋/著

1,320円(税込)

発売日:1994/03/10

  • 書籍

厳冬の少年時代をへて、日韓二つの祖国に引き裂かれ、無常遷流の思いにとらわれながら、うつろわぬ日本の伝統美を追いつづけた傷だらけの54年の生涯。

書誌情報

読み仮名 シンチョウニホンブンガクアルバム55タチハラマサアキ
シリーズ名 新潮日本文学アルバム
発行形態 書籍
判型
頁数 112ページ
ISBN 978-4-10-620659-7
C-CODE 0391
ジャンル 文学・評論、ノンフィクション
定価 1,320円

著者プロフィール

立原正秋

タチハラ・マサアキ

(1926-1980)1926(大正15)年、朝鮮慶尚北道安東郡生れ。幼くして父を失い、1937(昭和12)年、横須賀の母の再婚先に移る。早稲田大学専門部に入学し、文学部国文科に学ぶが中途退学。「薪能」「剣ヶ崎」で芥川賞候補となり、1966年、「白い罌粟」で直木賞を受賞。凛とした精神性と日本的美意識に裏打ちされた多くの作品を生み、1980年、食道癌により死去。主な小説は『冬の旅』『舞いの家』『残りの雪』『夢は枯野を』『冬のかたみに』『帰路』等。

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