九州取材の2日目は、猛湿気の中、佐賀から佐賀線の廃線跡に沿って南下しました。佐賀線は佐賀と瀬高を結ぶ路線で、昭和62年3月に廃止になりました。佐賀県と福岡県の県境に流れる筑後川には、佐賀線の名を不滅にしている、昇開橋として有名な筑後川橋梁があります。線路はありませんが、遊歩道として整備されていて、今も渡ることができます。
7月は地味な路線ばかり訪ねることになりました。成田線成田~我孫子、東北本線黒磯~宝積寺、日光線、水戸線。そして今週は筑肥線を訪れました。『日本鉄道旅行地図帳』九州沖縄編(9月刊行予定)の取材で、『百駅停車』の筆者杉﨑さんと佐賀県内の駅を巡礼。駅の専門家に解説してもらいながらの旅は、取材とはいえ、とても楽しい旅となりました。
昨日は情報のない旅のことを書きましたが、それに近い鉄道の旅をしたことがあります。国内ではなく、ドイツでのことです。ドイツの北にある海、北海に浮かぶ東フリージア諸島には4つの島に鉄道があります。この島々を訪れたのは2004年夏のことでした。
先日このブログで会津線の撮影旅行について触れました。この旅行を蘇らせる道具として当時の時刻表を使用しましたが、時刻表では貨物列車の時刻がわかりません。そういえば蒸気機関車牽引列車の時刻をまとめた雑誌のようなものがあったな、とふと思い出しました。冊子のような本だった。
小中高生は夏休みですね。夏休みといえば、宿題です。夏休みの宿題。あまり良い思い出はありませんが、大人になってから、茶飲み話で夏休みの宿題を話題にすることがしばしばあります。いつの頃からか、夏休みの宿題は、性格判断になるのではないかと思い始めたからです。
いつかと思っているうちに時が過ぎる、という話は世の中に五万とあります。中学生から取り始めた鉄道写真をいつか整理しようと思ってから、20年以上の歳月が流れています。その間にデジタル技術が長足の進歩を遂げ、フィルムの画像を簡単にデジタル化することができるようになっています。20年遅れたことで、かえって整理がしやすくなったとも言えます。
すっかり駅旅に嵌まっています。この日曜日には日光線と水戸線の駅を楽しんできました。日光線に乗るのはいつ以来なのか。小学校6年生の修学旅行が日光でした。その時は横浜から臨時列車(165系だったと記憶しています)に乗り、おそらく東北縦貫線を通って日光に向かったのではないかと思います。
7月に入って、この秋から運行されるJR九州の豪華クルーズトレイン「ななつ星in 九州」の車両が、工場から相次いで九州に回送されました。新しい車両は、常にファンから注目されます。しかも今回は機関車も客車も厳重にラッピングされて回送されました。ただでさえ超豪華列車として話題になっているのに、その姿がはっきりとわからないので、焦らされて、ますます想像をかきたてられます。